フジオーゼが急反落、北米顧客向け販売が計画下回り25年3月期業績予想を下方修正
フジオーゼックス<7299>が急反落している。28日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を265億円から250億円(前期比6.9%増)へ、営業利益を25億5000万円から20億円(同23.0%増)へ、純利益を15億8000万円から9億5000万円(同50.8%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
北米顧客向け販売が計画を下回る見込みであることに加えて、上期に急激な円高進行により為替差損を計上したことや、メキシコ子会社で前期末に計上した繰延税金資産のドル評価額がドル高メキシコペソ安により減少し法人税等調整額(損)を計上したことなどが要因としている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高116億6800万円(前年同期比0.9%増)、営業利益7億9200万円(同24.6%増)、純利益1億9100万円(同75.3%減)だった。