ハウスコムが続急騰、大東建が株式交換により完全子会社化へ
ハウスコム<3275>が続急騰している。親会社の大東建託<1878>が29日の取引終了後、来年2月1日をメドに同社を株式交換により完全子会社化すると発表しており、これを好材料視した買いが流入している。
大東建を株式交換完全親会社、ハウスコムを株式交換完全子会社とする株式交換で、ハウスコム株式1株に対して、大東建株式0.08株を割当交付する。ただし、大東建が保有するハウスコム株式400万株については割り当ては行わない。完全子会社化により、グループの企業価値向上とハウスコムの収益成長を図るのが狙いで、賃貸仲介店舗網・ブランドの共存やITシステムの共同開発の推進、人的資本経営の推進、グループリソースの共有による提供サービスの拡大などのシナジーを見込む。なお、ハウスコムは25年1月30日付で上場廃止(最終売買日は1月29日)となる予定。