積化成が大幅反落、25年3月期利益予想を下方修正
積水化成品工業<4228>が大幅反落している。29日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、営業利益を25億円から10億円(前期比20.7%減)へ、純利益を8億5000万円から4億円(同63.1%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
売上高は1320億円から1340億円(同2.9%増)へ上方修正したものの、ヒューマンライフ分野における需要低調と原料価格高騰に対する価格転嫁の遅れがあったほか、欧州子会社における欧州自動車需要の低迷と労務費の高騰、インダストリー分野・モビリティ領域における労務費の高騰などが響いた。