中発条が後場に買われる、インフレ受けた売価反映進み今期業績・配当予想を上方修正
中央発條<5992>が後場に買われた。30日午後2時20分ごろ、25年3月期の業績・配当予想の上方修正を発表。売上高予想を30億円増額して1060億円(前期比5.0%増)、最終利益予想を5億円増額して17億円(同14.6%減)に見直した。加えて、これまで12円50銭としていた中間配当について14円で決定し、期末配当予想は1円50銭増額して14円に修正。これらを好感した買いが入った。上期(4~9月)の結果と下期の国内での売り上げ予想を踏まえ、更にインフレの影響による売価反映の進捗なども考慮し、通期の予想を見直した。年間配当予想は28円(前期比8円増配)となる。9月中間期の売上高は前年同期比5.8%増の532億5600万円、最終利益は同11.7%減の12億4800万円だった。