外為サマリー:153円20銭前後で一進一退、ビッグイベント控え様子見姿勢
30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=153円22銭前後と前日午後5時時点に比べ6銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=165円72銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。
ドル円は、午前9時10分過ぎに153円07銭前後までドル安・円高方向に振れたもののその後は153円20銭台を中心とする狭いレンジでの一進一退が続いた。11月5日の米大統領選が近づいてきているほか、日本では今日から明日にかけて日銀金融政策決定会合が開催され、週末1日には米10月雇用統計が発表されるなどビッグイベントが続く。今晩は米10月ADP雇用統計と米7~9月期国内総生産(GDP)が公表される予定であり、市場には様子見姿勢も強まっている。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0815ドル前後と同0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。