NY外為:ユーロ・ドル200DMA試す、ユーロ買戻し、独は予想外にリセッション回避
NY外為市場ではユーロの買戻しが優勢となった。ドイツが予想外に景気後退入りを回避、さらに消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったほか、ユーロ圏の国内総生産(GDP)が予想を上回り欧州中央銀行(ECB)の追加利下げ観測を受けたユーロ売りが後退。
ユーロ・ドルは朝方つけた安値1.0808ドルから1.0867ドルまで上昇し、重要な節目となる200日移動平均水準(DMA)を再び試す展開となった。ユーロ・円は200DMAの164円62銭を上回り166円60銭まで上昇し、7月末以来の円安・ユーロ高を更新した。ユーロ・ポンドは0.8357ポンドまで上昇した。
《KY》