レーザーテク、東エレクなど売り先行、AMDショックでSOX指数大幅安も底堅さ発揮
レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置メーカー大手は売り優勢の展開。前日の米国株市場では半導体設計大手のアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>が決算発表を受けて10%を超える急落に見舞われたのをはじめ半導体主力株が軒並み利食われる展開となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.4%安と大幅に水準を切り下げた。この流れは東京市場にも影響を与えている。ただ、前日引け後に好調な決算と自社株買いを発表したアドバンテスト<6857>が一段と上値指向を強めていることは他の半導体関連株にもポジティブ材料で、下値では押し目買いも観測され、総じて底堅さを発揮している。