マキタが続急伸、円安を追い風に25年3月期の最終利益を上方修正
電動工具大手のマキタ<6586>が続急伸となっている。30日の取引終了後、25年3月期の連結最終利益(国際会計基準)が前期比39.6%増の610億円になりそうだと発表。従来予想の510億円から上方修正しており、これが好感されている。
同時に発表した上期(4~9月)の同利益は前年同期比83.5%増の382億円だった。新製品を積極的に投入したことに加え、コスト削減の取り組みや円安効果も大幅増益に貢献した。好調な上期決算を反映する形で通期予想の上方修正に踏み切った。なお、想定為替レートは1ドル=149円(前回は145円)、1ユーロ161円(同155円)にそれぞれ見直している。