フタバは急反落、得意先の自動車生産台数低下を受け25年3月期業績予想を下方修正
フタバ産業<7241>は急反落している。30日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を7400億円から6900億円(前期比13.3%減)へ、営業利益を160億円から130億円(同32.3%減)へ、純利益を120億円から60億円(同53.2%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
上期において、得意先の自動車生産台数が低下したことなどにより、売上高及び各利益が想定を下回ったことや、足もとの状況を考慮したという。また、中国天津地区の生産拠点集約の決定に伴い、約13億円の特別損失を計上する見込みという。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高3493億1200万円(前年同期比13.4%減)、営業利益54億4600万円(同42.3%減)、純利益15億8800万円(同76.4%減)だった。