虹技が大幅反発、上期営業利益2.4倍で従来予想を上回る
虹技<5603>が大幅反発している。30日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高129億2400万円(前年同期比2.7%増)、営業利益5億8900万円(同2.4倍)、純利益2億1100万円(同14.2%増)と大幅営業増益となり、従来予想(営業利益4億8000万円)を上回って着地したことが好感されている。
原材料高騰への対応として製品の販売価格是正による収益の確保及びコスト改善施策の一層の推進に努めたことに加えて、前期に連結化した小口合金鋳造所で半導体製造装置向け需要が好調だったことが寄与した。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高262億3000万円(前期比1.0%増)、営業利益8億4000万円(同6.8%増)、純利益4億8000万円(同10.8%減)の従来見通しを据え置いている。