山洋電が反落、25年3月期業績予想を下方修正
山洋電気<6516>が反落している。30日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1053億円から961億円(前期比14.9%減)へ、営業利益を106億円から66億円(同44.1%減)へ、純利益を81億円から47億円(同55.1%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
主要な販売市場である通信装置や、ロボット、半導体製造装置などのファクトリーオートメーション市場からの需要が減少した。また、中間期末近くで起きた急激な円高により、保有する外貨建て資産・負債について為替差損を計上したことも響いた。
なお、31日には第2四半期累計(4~9月)決算を発表しており、売上高465億2600万円(前年同期比23.3%減)、営業利益30億4600万円(同56.0%減)、純利益16億円(同72.4%減)だった。