野崎紙が高い、データプリント事業など好調で4~9月期経常29%増益
野崎印刷紙業<7919>が高い。同社は30日の取引終了後、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比3.9%増の70億3900万円、経常利益が同29.4%増の3億2100万円となった。7~9月期の経常利益は同97%増となった。同社株は緩やかな下落トレンドにあったが、堅調な業況を示したことを受けた見直し買いが入ったようだ。商業印刷部門は減収となった一方、包装資材・紙器・紙工品部門は新規受注効果があり、物流業界向け包材や化粧品・食品業向け商品を中心に需要が堅調に推移。輸送機器・食品業界向けのタグ・ラベルが回復基調にあったほか、ECサイト向けのデータプリント事業の受注が大きく伸長した。