カプコンに強気評価、国内有力証券は目標株価3850円に引き上げ
カプコン<9697>に強気評価が出ている。岩井コスモ証券は30日、同社株の投資判断「A」を継続するとともに目標株価を3700円から3850円に引き上げた。第2四半期累計(4~9月)の連結営業利益は前年同期比38.7%減の207億2600万円だったが、会社予想程度の着地だったため過度にネガティブに捉える必要はない、と指摘。前評判の高い新作ゲームソフト「モンスターハンターワイルズ」の発売により、今年度下期は増益転換が見込めるとみている。25年3月期の同利益は会社計画で640億円(前期比12.1%増)と12期連続の増益と最高益更新が見込まれているが、同証券では670億円への増額修正を予想している。