住友電設が4連騰で連日の新高値、今期利益・配当予想の増額修正を評価
住友電設<1949>が4連騰。朝安後に切り返し、上場来高値を連日で更新した。31日午後1時、25年3月期の業績予想の修正を発表。最終利益予想を6億円増額して106億円(前期比5.4%増)に修正した。過去最高益を更新する見通しを示したほか、配当予想も増額しており、評価されたようだ。
9月中間期の売上高は前年同期比13.4%増の905億7200万円、最終利益は同79.6%増の44億1700万円だった。一般電気工事を中心に大型手持工事が順調に進捗し、利益改善も想定以上に進んだことから、計画を上振れして着地した。9月中間期の業績を反映する形で通期の業績予想を見直した。通期の売上高予想は据え置いている。
9月30日基準日の中間配当についてはこれまでの予想から3円増額して60円で決定。期末配当予想も3円増額して60円とした。年間配当予想は120円(前期比14円増配)となる。