相鉄HDは上げ幅拡大、25年3月期業績及び配当予想を上方修正
相鉄ホールディングス<9003>は後場終盤になって上げ幅を拡大している。午後2時ごろ、25年3月期の連結業績予想について、売上高を2907億円から2917億円(前期比8.0%増)へ、営業利益を318億円から336億円(同16.0%増)へ、純利益を191億円から208億円(同29.4%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各25円の年50円から中間・期末各30円の年60円(前期50円)へ引き上げたことが好感されている。
上期において、流通業で客数が減少したものの、ホテル業で想定を上回る宿泊需要があったことに加えて、下期もホテル業の増収増益基調継続が見込まれることが要因としている。なお、第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1484億6600万円(前年同期比19.4%増)、営業利益218億6200万円(同67.1%増)、純利益152億5300万円(同70.5%増)だった。