東証グロース市場250指数先物概況:売り買い交錯し小動き

市況
2024年10月31日 16時10分

10月31日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2pt安の613pt。なお、高値は620pt、安値は608pt、日中取引高は2640枚。前日30日の米国市場のダウ平均は続落。民間部門の雇用統計が予想を上回ったほか、7-9月期国内総生産(GDP)も前四半期から伸び鈍化も依然堅調な成長を示したためソフトランディング期待に相場は上昇した。しかし、長期金利の上昇が警戒されたほか半導体セクターが弱く、上値が抑制され失速。終盤にかけて下落に転じ終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt安の614ptからスタートした。リバウンド期待と短期的な過熱感が交錯し、前日終値を挟んで小動きの展開。上値抵抗として意識されている25日移動平均線に接近する場面では売りが優勢となった一方、自民党が国民民主党の政策を取り入れるとの期待が高まり、買い材料視された。日銀が政策金利を0.25%程度で据え置いたことは、「ニュートラル」と受け止められ、方向性に変化はなかった。欧米で雇用や消費に関する経済指標発表を多く控えているため、様子見姿勢も強く、4日ぶり反落の613ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではアストロスケールHD<186A>やタイミー<215A>などが下落した。

《SK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.