NECキャピタルソリューション---2Qは2ケタ増益、事業全体の売上総利益の伸長と与信関連費用が改善

材料
2024年10月31日 19時34分

NECキャピタルソリューション<8793>は30日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比0.2%減の1,237.32億円、営業利益は同26.5

%増の47.33億円、経常利益は同64.7%増の53.37億円、親会社株主に帰属する中間純利益は同74.0%増の33.84億円となった。

リース事業の売上高は前年同期比1.1%増の1,136.97億円、営業利益は販売費及び一般管理費の増加等により、同1.82億円減の25.03億円となった。契約実行高は前年同期比10.6%増、成約高は同11.5%減となった。契約実行高が伸長しているのは、官公庁を中心に案件計上が順調に推移した結果となっている。また、成約高は前年同期比減少となっているが、これは前年同期に官公庁の大型案件の計上があったことによるものであり、その影響を除くと実質前年同期比増加の内容となっている。

ファイナンス事業の売上高は、金利収益や配当収益の増加等により同1.1%増の39.79億円、営業利益は貸倒引当金繰入額の減少等により、同12.02億円増の19.32億円となった。主に短期の企業融資の減少により、契約実行高、成約高共に前年同期を下回る結果となった。

インベストメント事業の売上高は同29.2%減の41.58億円、営業利益は同2.08億円増の11.44億円となった。前年同期に大型の不動産売却があったことから売上高は前年同期比減少となったが、債権回収益の増加や、金利収入が好調に推移したことから、売上総利益、営業利益については前年同期を上回った。

その他の事業の売上高は同12.4%増の19.56億円、営業利益は販売費及び一般管理費の増加等により、前年同期並みの2.94億円となった。PFI手数料収益や太陽光売電収益等が好調に推移したことにより、売上高、売上総利益共に前年同期を上回った。

2025年3月期通期については、売上高が前期比1.6%増の2,600.00億円、営業利益が同2.6%増の120.00億円、経常利益が同5.8%増の125.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同13.7%増の80.00億円とする期初計画を据え置いている。

《AK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.