アルファベット傘下のウェイモ、企業価値が450億ドル以上との評価
アルファベット<GOOG>の自律走行部門であるウェイモは、最新の資金調達ラウンドを含めて、企業価値が450億ドル以上と評価された。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。ウェイモは先週末、56億ドルの新規資金を調達したと発表。この資金調達はアルファベットが主導した。
ライドヘイリングでウーバー<UBER>と競合する同社は、サンフランシスコやフェニックスなどの都市で提供するライド数を急速に拡大しており、毎週15万件以上の有償トリップを提供している。
ウェイモは、ライフサイエンス部門のベリリーを含め、アルファベットのその他の事業ポートフォリオの一部となっている。同部門の第3四半期の売上高は3億8800万ドルで、前年の2億9700万ドルを上回った。
共同CEOのマワカナ氏とドルゴフ氏が率いる同社によると、今回の資金調達に参加した既存投資家には、アンドリーセン・ホロウィッツ、フィデリティ、ペリー・クリーク、シルバーレイク、タイガー・グローバル、T.ロウ・プライスが含まれるという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース