東証グロース市場250指数先物見通し:続落か
本日の東証グロース市場250指数先物は、続落を予想する。前日31日の米国市場のダウ平均は378.08ドル安の41,763.46ドル、ナスダックは512.78pt安の18,095.15ptで取引を終了した。コアPCE価格指数が予想を上回り、寄り付き後、下落。月末で雇用統計を控え調整売りに続落した。ソフトウエア会社のマイクロソフト(MSFT)やソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)の下落が重しとなり、ナスダックは下げを加速。終盤にかけて、イランが対イスラエルの大規模報復攻撃を準備しているとの報道で中東情勢悪化懸念も売り材料となり、終了した。下落した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は、続落の動きを予想する。米国株安を受けて夜間取引で弱含んでおり、先ずは売りが優勢となりそうだ。25日移動平均線や日足一目均衡表の基準線が上値抵抗となっており、戻り売り圧力も強いだろう。一方で、日経平均株価と比べて調整が先行していた分、一方的に売り込まれる可能性も低く、売り一巡後は落ち着きどころを探る展開となりそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の610ptで終えている。上値のメドは620pt、下値のメドは600tとする。
《SK》