伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (11月1日記)
日経平均株価は、昨晩の日経225先物が大きく下げた流れを映して、寄り付き値が大きく下放れて始まる公算です。
寄り付きでの一段安は、現在が「9月27日以降の保ち合いの動きの途中」か、10月30日高値の3万9417円が戻り高値となって、すでに下降の流れへ入っている」かのどちらであることを示します。
どちらの場合でも、目先は10月24日安値の3万7712円を試す動きになると考えられます。
本日が下値堅く推移する場合、来週以降、3万7712円を試す可能性を残すため、本日は下値堅い動きとなっても、押し目をつけて上昇を開始する流れにはならない公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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