E&CがS高カイ気配、富士電機が株式交換により完全子会社化へ
富士古河E&C<1775>がストップ高の6510円水準でカイ気配となっている。富士電機<6504>が10月31日の取引終了後、直接・間接含め株式の46.39%を所有するE&Cを株式交換により完全子会社化すると発表しており、これを好材料視した買いが流入している。
富士電機を株式交換完全親会社、E&Cを株式交換完全子会社とする株式交換で、25年2月3日の予定でE&C株式1株に対して、富士電機株式0.93株を割当交付する。ただし、富士電機が保有するE&C株式については割り当ては行わない。完全子会社化により、両社グループの有する資産、技術、ノウハウ、海外ネットワークなどの経営資源をより一層活用することで、両社グループの中長期的な視点に立った経営戦略を機動的に実現するのが狙いという。なお、E&Cは25年1月30日付で上場廃止(最終売買日は1月29日)となる予定。