ミクリードが大幅に3日続伸、今期業績・配当予想の増額修正をポジティブ視
ミクリード<7687>が大幅に3日続伸している。10月31日の取引終了後、25年3月期の単体業績予想を上方修正しており、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高予想は3億円増額して68億5000万円(前期比15.4%増)、最終利益予想は2000万円増額して2億4500万円(同10.1%増)に見直した。年間配当予想は60銭増額して7円50銭とした。同社は4月1日付で1株を3株に分割しており、株式分割前の水準で今期の年間配当予想は22円50銭と、前期の実績(20円30銭)に対し実質的に増配の見通しとなる。あわせて発表した9月中間期の売上高は前年同期比14.1%増の33億1200万円、最終利益が同12.9%増の1億2400万円だった。業務用食材通販事業を手掛ける同社は、顧客数が堅調に推移し、客単価が上昇した。9月中間期の実績が想定を上回って推移し、今後の事業拡大に向けたコストの増加などを織り込みつつ、通期の業績予想を見直した。