東京株式(前引け)=前日比884円安、米株安を嫌気し売り膨らむ
1日前引けの日経平均株価は前日比884円72銭安の3万8196円53銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億9070万株、売買代金概算は2兆2490億円。値上がり銘柄数は248、値下がり銘柄数は1361、変わらずは36銘柄だった。
日経平均株価は大幅安。前日の米株式市場では半導体関連株などが売られ、NYダウ、ナスダック指数ともに下落した。これを受け、東京市場でも半導体などハイテク株や重工大手など防衛関連株、自動車株など主力株が売られた。日経平均株価は一時900円安となり、東証プライム市場の8割強の銘柄が下落している。為替相場は1ドル=152円20銭前後と前日夕方に比べ横ばい圏で推移している。
個別銘柄では、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>が安く、ソフトバンクグループ<9984>、ソニーグループ<6758>が下落した。三菱重工業<7011>やIHI<7013>が軟調で、トヨタ自動車<7203>やSUBARU<7270>が値を下げた。半面、みずほフィナンシャルグループ<8411>やオリエンタルランド<4661>が堅調で、三菱電機<6503>やパナソニック ホールディングス<6752>が急伸。さくらインターネット<3778>や富士電機<6504>が値を上げた。