マブチが後場大幅高、第3四半期営業利益81%増
マブチモーター<6592>が後場大幅高している。午後0時30分ごろに発表した第3四半期累計(1~9月)連結決算が、売上高1460億9800万円(前年同期比13.2%増)、営業利益159億2500万円(同80.8%増)と大幅増収増益となったことが好感されている。
主力の車載用モーターは、中型品のパーキングブレーキ用が搭載車種の拡大で伸長したほか、小型品がミラー、ドアロック、エアコンダンパー用が伸長。円安の効果もあって、全体として好調に推移した。また、血圧計用ポンプ・ユニット・モーターの販売も堅調だった。純利益は為替差損益の悪化などで110億6400万円(同28.0%減)と減益だった。
なお、24年12月期通期業績予想は、売上高1890億円(前期比5.8%増)、営業利益189億円(同21.6%増)、純利益154億円(同20.7%減)の従来見通しを据え置いている。