10万円以下で買える、今期最高益&低PBR 18社【プライム】編 <割安株特集>

特集
2024年11月1日 19時30分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

東証プライム上場企業では308銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。

下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期の経常利益が過去最高を見込む、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる18社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは1日現在)

なお、3日(日)19時30分に「10万円以下で買える、今期最高益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資  ┌ 経常利益 ┐    

コード 銘柄名      金額  増益率   今期   PBR

<4392> FIG      29900   52.7   1092  0.93

<4093> アセチレン    34700   2.4   2500  0.69

<8897> ミラースHD   48900   23.2  16000  0.88

<6742> 京三       53500   84.1   6000  0.71

<8368> 百五銀      55300   10.7  22200  0.28

<7167> めぶきFG    58350   19.0  75000  0.60

<7888> 三光合成     59700   12.0   4400  0.62

<8860> フジ住      74500   0.9   6700  0.51

<7186> コンコルディ   77550   41.6  109000  0.71

<5288> アジアパイル   79800   0.8   6300  0.68

<3941> レンゴー     87390   8.4  52000  0.47

<7347> マーキュリア   87800   97.4   3000  0.95

<8334> 群馬銀      88740   31.3  57500  0.61

<4097> 高圧ガス     89400   8.2   7200  0.65

<5989> エイチワン    90800   黒転  10000  0.43

<1946> トーエネク    92500   12.8  14300  0.66

<3105> 日清紡HD    95760   64.7  26000  0.55

<3289> 東急不HD    95940   6.4  117500  0.89

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。

※今期配当が無配・未定の企業は除いた。

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