アジア株 総じて上昇、米大統領選にらんで神経質な地合い
東京時間17:29現在
香港ハンセン指数 20567.52(+61.09 +0.30%)
中国上海総合指数 3310.21(+38.19 +1.17%)
台湾加権指数 22965.39(+185.31 +0.81%)
韓国総合株価指数 2588.97(+46.61 +1.83%)
豪ASX200指数 8164.59(+45.76 +0.56%)
インドSENSEX30種 78448.94(-1275.18 -1.60%)
4日のアジア株は総じて上昇。米大統領選に注目が集まるなか、週末の世論調査でトランプ氏とハリス氏の結果が拮抗しており、必ずしもトランプ氏が優勢な状況とはなっていない。アジア新興国にとってはトランプ氏の高関税政策が重石となっているが、週明けはその動きが後退した格好。
上海総合指数は大幅反発。酒造大手の貴州茅台酒が上昇寄与度トップ。EVメーカーの賽力斯集団(SERES Group)、銀行大手の招商銀行、証券大手の中信証券なども上昇を主導した。一方、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)は反落している。
香港ハンセン指数は小幅続伸。オンライン旅行会社の携程集団(トリップドットコム・グループ)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)や比亜迪(BYD)が上昇を主導。一方、高級車輸入・販売の中升控股 (チョンサン・グループ・ホールディングス)、不動産会社の中国海外発展(チャイナ・オ-バ-シ-ズランド&インベストメント)などは売られた。
豪ASX200指数は反発。銀行大手のオーストラリア・コモンウェルス銀行、ナショナル・オーストラリア銀行、ウェストパック銀行などの軒並み上昇。医薬品メーカーのCSLも反発している。一方、資源・鉱山会社のBHPグループやアルミ大手のリオ・ティントは売られた。