【市場反応】米・9月製造業受注/耐久財受注改定値、ドル安値圏でもみ合い
米商務省が発表した9月製造業受注は前月比-0.5%と、予想に一致した。8月分は-0.8%と-0.2%から下方修正され2カ月連続のマイナスとなった。
同時刻に発表された米9月耐久財受注改定値は前月比-0.7%と、予想外に速報値-0.8%から上方修正された。2カ月連続のマイナス。変動の激しい輸送用機器除く米9月耐久財受注改定値は前月比+0.5%と予想外に速報値+0.4%から上方修正された。8月の+0.6%からは伸びが鈍化。国内総生産(GDP)の算出に用いられる航空機を除く非国防資本財改定値は前月比-0.1%と速報値-0.3%から改善した。ただ、3カ月連続のマイナス。
米国債相場は堅調。10年債利回りは4.29%から4.26%まで低下した。ドルも安値圏でのもみ合いが続きドル・円は151円92銭で戻りが鈍い。ユーロ・ドルは1.0905ドルで高止まり。ポンド・ドルは1.2963ドルから1.2993ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・9月製造業受注:前月比-0.5%(予想:-0.5%、8月:-0.8%←-0.2%)
・米・9月耐久財受注改定値:前月比-0.7%(予想:-0.8%、速報値:-0.8%)
・米・9月耐久財受注(輸送用機器除く)改定値:前月比+0.5%(予想:+0.4%、速報値:+0.4%)
・米・9月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比-0.1%(速報値:-0.3%)
《KY》