東証グロース市場250指数先物見通し:上値重く弱含みか
本日の東証グロース市場250指数先物は、上値が重く、弱含みの展開を予想する。前日4日の米国市場のダウ平均は257.59ドル安の41,794.60ドル、ナスダックは59.93ポイント安の18,179.98で取引を終了した。大統領選挙を控えた不透明感に手仕舞い売りが先行したと見られ、寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。ナスダックは長期金利の低下が支援したほか、エヌビディア(NVDA)の上昇が下支えとなり下げ止まった。本日の東証グロース市場250指数先物は、上値が重く弱含みの展開を予想する。米株安に加え、今晩米国で10月のISM非製造業景況指数発表を控え、見送りムードが強まりそうだ。右肩下がりの25日移動平均線が上値抵抗となるほか、日足一目均衡表の基準線も上値メドとして意識される可能性があり、全体的な売り圧力は強いと思われる。一方で、5日移動平均線が25日移動平均線に接近、ゴールデンクロス形成も意識されるため、下げたところでは押し目買いも期待できるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比10pt高の611ptで終えている。上値のメドは620pt、下値のメドは590ptとする。
《SK》