4日の米株式市場の概況、NYダウ257ドル安 大統領選前で持ち高調整の売り
4日の米株式市場では、NYダウが前週末比257.59ドル安の4万1794.60ドルと反落した。米大統領選を目前に控え、持ち高調整目的の売りが優勢となった。8日からNYダウ構成銘柄に採用されることとなったエヌビディア<NVDA>が底堅く、シャーウィン・ウィリアムズ<SHW>が上昇した一方、除外となるインテル<INTC>とダウ<DOW>が下落した。
ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>とゴールドマン・サックス・グループ<GS>、JPモルガン・チェース<JPM>が冴えない展開。ビストラ<VST>が売られ、ニューヨーク・タイムズ<NYT>が大幅安となった。半面、セールスフォース<CRM>とホーム・デポ<HD>、エクソン・モービル<XOM>が堅調推移。チューイー<CHWY>とアバクロンビー&フィッチ<ANF>が株価水準を切り上げ、グローバルスター<GSAT>が急伸した。
ナスダック総合株価指数は59.933ポイント安の1万8179.984と反落。メタ・プラットフォームズ<META>やアルファベット<GOOG>、テスラ<TSLA>が軟調。アップル<AAPL>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>が下落し、コンステレーション・エナジー<CEG>が下値を探る展開。B.ライリー・ファイナンシャル<RILY>が安い。一方、マイクロン・テクノロジー<MU>が上伸。ペロトン・インタラクティブ<PTON>が買われ、エアー・トランスポート・サービシズ・グループ<ATSG>が急伸した。