外為サマリー:一時152円40銭近辺へ上昇、米大統領選意識し神経質な値動き
5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=152円28銭前後と前週末1日午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=165円61銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。
ドル円は、午前8時時点では152円10銭前後で推移していたが、午前9時50分過ぎに152円40銭近辺へ上昇した。国内で事業会社の決済が集中しやすい「5・10日(ごとおび)」にあたりドル買いが優勢となった様子だ。今日は米大統領選の投開票を迎えるが、民主党のハリス氏が盛り返したとの観測も浮上するなか、共和党のトランプ氏が勝利することを見込んだドル買い・円売りの「トランプ・トレード」の巻き戻しも一部で指摘されている。足もとでは米大統領選を意識した神経質な値動きとなっている様子だ。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0875ドル前後と同0.0008ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。