メディパルが反発、9月中間期最終利益27%増で通期計画進捗率65%
メディパルホールディングス<7459>が反発している。前週末1日の取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比2.6%増の1兆8246億7200万円、最終利益が同26.7%増の217億2700万円だった。7~9月期の最終利益は同2.1倍と堅調な伸びを示し、9月中間期の最終利益の通期計画に対する進捗率は約65%に上った。業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。医療用医薬品等卸売事業ではコロナワクチンやHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの需要が増加した。化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業ではインバウンドや外出関連の商材需要が高まったほか、値上げなどによる単価の上昇も寄与した。