ビプロジーが大幅続落、上期は最終減益で着地
BIPROGY<8056>が大幅続落している。1日の取引終了後に発表した9月中間期連結決算で、純利益が117億6900万円(前年同期比8.2%減)と減益となったことが嫌気されている。海外ファンドの評価損や為替影響などによる収益減、法人税等の増加などが利益を圧迫した。
売上高は1860億3200万円(同7.5%増)だった。顧客のDXに対する投資需要が活況となり、アウトソーシング及び製品販売を中心に売上高が伸長した。基幹システムの刷新や人事制度変更などによる販管費の増加はあったものの、営業利益は179億4500万円(同7.9%増)と増益となった。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高3850億円(前期比4.0%増)、営業利益355億円(同6.6%増)、純利益245億円(同3.0%減)の従来見通しを据え置いている。