外為サマリー:一時152円50銭台に戻す、米大統領選を目前にポジション調整
5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=152円43銭前後と前週末1日の午後5時時点に比べ11銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=165円82銭前後と5銭程度のユーロ高・円安で推移している。
海外市場では米大統領選を前に共和党候補のトランプ氏が優位になるとの思惑が幾分後退。民主党候補のハリス氏との激しい競り合いが続いているとの見方から、トランプラリーを見込んだドル買い・円売りポジションの巻き戻しがドル円の上値を圧迫した。一方、東京時間に入ってからは実需のドル買い・円売り需要を支えに上伸。一時152円50銭台まで戻す場面があった。もっとも、米大統領選の結果を見極めたいとのムードが優勢となっており、ポジション調整主体の展開となった。
ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0878ドル前後と同0.0012ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。