川本産業が上げ幅を拡大、上期営業利益は計画を大きく上回る
川本産業<3604>が後場終盤になって上げ幅を拡大している。午後3時20分ごろに発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高162億2900万円(前年同期比11.1%増)、営業利益3億400万円(同3.0倍)、純利益2億3800万円(同33.5%増)となり、従来予想の営業利益1億7000万円を大幅に上回って着地したことが好感されている。
一般消費者の防災意識の高まりを背景にして、主要取引先向けへの販売が増加したことにくわえて、6月に取り扱いを開始した「圧迫療法」製品の販売が好調に推移したことが売上高・利益を押し上げたという。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高310億円(前期比4.6%増)、営業利益5億円(同21.9%増)、純利益4億5500万円(同13.3%増)の従来見通しを据え置いている。