5日の米株式市場の概況、NYダウ427ドル高 米ISM非製造業指数が予想上回る
5日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比427.28ドル高の4万2221.88ドルと反発した。米大統領・議会選挙の投開票日となり、結果に対する注目度が高まるなか、10月の米ISM非製造業景況感指数が前月から上昇し、市場予想を上回った。米国景気の底堅さが意識され、全体相場を支援する材料となった。
ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やアメリカン・エキスプレス<AXP>が買われ、キャタピラー<CAT>やウォルマート<WMT>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が堅調推移。デュポン・ド・ヌムール<DD>が株価水準を切り上げ、アポロ・グローバル・マネジメント<APO>とパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が急伸した。半面、ボーイング<BA>が下値を探り、シェブロン<CVX>が冴えない展開。セラニーズ<CE>が大幅安となった。
ナスダック総合株価指数は同259.187ポイント高の1万8439.171だった。エヌビディア<NVDA>やメタ・プラットフォームズ<META>、テスラ<TSLA>が高く、アマゾン・ドット・コム<AMZN>やアーム・ホールディングス<ARM>が上伸した。一方、NXPセミコンダクターズ<NXPI>が売られ、ウィン・リゾーツ<WYNN>が急落。マルケタ<MQ>が安い。