東急不HDが6日ぶり反発、25年3月期業績予想及び配当予想を上方修正
東急不動産ホールディングス<3289>が6日ぶりに反発している。5日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆1300億円から1兆1400億円(前期比3.3%増)へ、営業利益を1300億円から1350億円(同12.3%増)へ、純利益を700億円から730億円(同6.5%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各16円の年32円から中間・期末各17円の年34円へ引き上げたことが好感されている。
堅調な住宅売買マーケットを背景としたマンション分譲や売買仲介の伸長や、旺盛なインバウンド需要の取り込みに伴うホテル事業の好調などが要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高5032億7200万円(前年同期比2.6%増)、営業利益505億4900万円(同12.9%減)、純利益250億6200万円(同34.6%減)だった。