オンコリスが5日ぶり反発、OBP-301の製造委託先の外国製造所が認定
オンコリスバイオファーマ<4588>が5日ぶりに反発している。正午ごろ、承認申請を目指す腫瘍溶解ウイルスOBP-301に関して、製造を委託しているベルギーのヘノジェン社が、再生医療等製品外国製造業者に認定されたと発表しており、好材料視されている。
OBP-301は、放射線併用による食道がんのフェーズ2臨床試験を完了し、現在、国内での新薬承認申請に向けた準備を進めている。ヘノジェン社はOBP-301の再生医療等製品外国製造業者であることから、今回の認定により、OBP-301の新薬承認時の要件の一つが満たされたことになる。なお、同件による24年12月期業績への影響はないとしている。