ヤマハ発がマイナスに転じる、24年12月期営業利益予想を下方修正
ヤマハ発動機<7272>がマイナスに転じている。午後1時ごろ、24年12月期の連結業績予想について、営業利益を2600億円から2350億円(前期比3.7%減)へ、純利益を1750億円から1600億円(同1.0%増)へ下方修正したことが嫌気されている。
売上高は2兆6000億円(同7.7%増)の従来見通しを据え置いたものの、マリン事業やRV事業、SPV事業業(電動アシスト自転車、e-Kit、電動車いす)、ロボティクス事業の市況悪化に伴う販売減少や、SPV事業の在庫評価減などを織り込んだ。
同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高1兆9769億円(前年同期比7.7%増)、営業利益2009億8400万円(同0.8%増)、純利益1360億6300万円(同4.8%減)だった。ブラジル、インド、インドネシアで二輪車販売台数が増加し増収となったが、営業利益はマリン事業やRV事業、SPV事業の販売減少により前年同期並みとなった。