NTTデータが後場急伸、上期営業利益は22%増で着地
NTTデータグループ<9613>が後場終盤になって急伸している。午後3時ごろに発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高2兆2400億円(前年同期比7.8%増)、営業利益1490億1100万円(同22.3%増)、純利益577億9300万円(同9.0%増)と大幅営業増益となったことが好感されている。
国内で中央府省向け案件の規模拡大や、海外でGTSSのデータセンター事業やSAP事業が好調に推移。また、為替影響による増収効果なども寄与した。前期に発生した不採算費用の剥落なども利益を押し上げた。
なお、25年3月期通期業績予想は、売上高4兆4300億円(前期比1.4%増)、営業利益3360億円(同8.5%増)、純利益1370億円(同2.3%増)の従来見通しを据え置いている。