東京為替:ドル・円は大幅高、トランプ氏勝利の思惑で
6日の東京市場でドル・円は大幅高。米大統領選で共和党のトランプ前大統領の優勢が伝えられ、ドル買い優勢で151円29銭から上昇基調に。その後は利益確定売りで失速したが、日経平均株価の急伸で円売りも加わり午後は154円38銭まで値を切り上げた。
・ユーロ・円は165円98銭から165円03銭まで下落。
・ユーロ・ドルは1.0937ドルから1.0703ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値38,677.95円、高値39,664.53円、安値38,662.17円、終値39,480.67円(前日比1,005.77円高)
・17時時点:ドル円153円90-00銭、ユーロ・円165円30-40銭
【経済指標】
・NZ・7-9月期失業率:4.8%(予想:5.0%、4-6月期:4.6%)
・NZ・7-9月期雇用者数増減:前期比-0.5%(予想:-0.4%、4-6月期:+0.2%←+0.4%)
【要人発言】
・トランプ米共和党候補
「政治的勝利。すべての市民のために戦う」
・林官房長官
「為替市場の動向、緊張感をさらに高めて注視する」
「為替相場は安定的に推移することが重要」
・日銀金融政策決定会合議事要旨(9月19・20日分)
「一段の調整は不確実性が低下した段階にするのが妥当」(1人の委員)
「緩和的な金融環境を粘り強く続ける我慢の局面」(同)
「本格引き締めを連想させるような追加的な変更は望ましくない」(ある委員)
《TY》