NY外為:ユーロ安、米トランプ第2次政権の関税政策がユーロ圏経済に影響との見方
NY外為市場ではユーロが引き続き軟調に推移した。米国大統領選挙での共和党トランプ氏の勝利を受け、第2次トランプ政権では「米国第一主義」推進による関税率の引き上げが想定され、ユーロ圏景気の下振れ要因になるとの見方。
連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペースが一段と鈍化するとの見方に対し、欧州中央銀行(ECB)は景気減速で積極的な利下げぺースが維持される可能性がある。
ユーロ・ドルは朝方1.0683ドルまで下落し、6月27日来の安値を更新後も1.0723ドルで戻りが鈍い。ユーロ・円は164円93銭まで下落し10月28日来の安値を更新後も165円35銭で推移。ユーロ・ポンドは0.8314ポンドまで下落後、0.8327ポンドで推移した。新した。
《KY》