ディーエヌエが連日で年初来高値更新、上期最終減益も「ポケモン」新作ゲーム効果に期待膨らむ
ディー・エヌ・エー<2432>が大幅高で3連騰。2000円台に乗せて年初来高値を連日で更新した。6日の取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比6.5%減の702億6200万円、営業利益が同14.4%増の54億9300万円、最終利益が同59.5%減の29億9900万円となった。7~9月期の営業利益は同17%増となるなど、収益性の高まりが意識された。更に、同社が開発に携わったスマートフォン向け「ポケモン」の新作トレーディングカードゲームが順調な立ち上がりとなっていることもあって、業績回復を見込んだ買いが入ったようだ。上期のゲーム事業は減収となったが、中国拠点の大幅な縮小により費用が減少し、セグメント利益は大幅な増益となった。スポーツ事業も堅調に推移した。