東証グロース市場250指数先物見通し:堅調推移か
本日の東証グロース市場250指数先物は、堅調推移を見込む。前日7日の米国市場のダウ平均は0.59ドル安の43,729.34ドル、ナスダックは285.99pt高の19,269.46ptで取引を終了した。大統領選挙でのトランプ氏勝利を好感した買いが続いたほか、連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り利下げを決定、長期金利の低下に連れナスダックは続伸し連日で過去最高値を更新。相場全体を押し上げたがダウはプラス圏を維持できずまちまちで終了した。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は堅調推移を見込む。トランプ大統領の政策警戒感が高まってきたタイミングで米国が利下げを発表したことで、不安要素が後退しつつある。グロース市場でも米国の長期金利低下が好感されそうなほか、25日移動平均線を上回ってきたことやVIX指数が15.20まで低下したことなども、投資家心理にプラスとなりそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比9pt高の620ptで終えている。上値のメドは635pt、下値のメドは610ptとする。
《SK》