【市場反応】米11月ミシガン大消費者信頼感指数速報値は予想上回る、ドル買い
米11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は73.0と、10月70.5から予想以上に上昇し、4月来で最高となった。同指数の1年期待インフレ率速報値は2.6%と、予想外に10月2.7%から低下し20年12月来で最低となった。一方、連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策決定において重要視しているインフレ期待動向を判断するため特に注視している5-10年期待インフレ率速報値は3.1%と、予想外に10月3.0%から上昇。
予想上回る結果を受けドル買いが優勢となった。ドル・円は長期金利低下に連れ152円84銭から152円48銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0773ドルから1.0740ドルまで下落した。ポンド・ドルは1.2950ドルから1.2922ドルまで下落した。
【経済指標】
・米・11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:73.0(予想:71.0、10月:70.5)
・米・11月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:2.6%(予想:2.7%、10月:2.7%)
・米・11月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:3.1%(予想:3.0%、10月:3.0%)
《KY》