東京計器が5連騰、25年3月期業績予想を上方修正
東京計器<7721>が5連騰している。前週末8日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を573億円から583億円(前期比23.6%増)へ、営業利益を35億6000万円から41億円(同48.1%増)へ、最終利益を28億5000万円から30億9000万円(同35.7%増)へ上方修正したことが好感されている。
船舶港湾機器事業における新造船向け機器の販売や、保守サービスの需要が引き続き好調に推移すると見込まれることに加えて、防衛・通信機器事業が計画通り推移していることや船舶港湾機器事業の原価率が円安により好転していることなども寄与する。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高205億8200万円(前年同期比7.2%増)、営業損益1億500万円の赤字(前年同期3億9900万円の赤字)、最終利益6300万円(同2億3700万円の赤字)だった。