NANO MRNA---「TUG1 ASO」に関する膠芽腫を対象とした臨床試験が予想以上に速く進捗中

材料
2024年11月11日 13時06分

NANO MRNA<4571>は7日、同社パイプライン「TUG1 ASO」の医師主導第1相臨床試験について、患者登録が当初の想定以上に順調に進み、11月に第3段階の投与量レベルに入ったことを発表した。

2024年2月に再発膠芽腫を対象として開始された本治験は、TUG1 ASO製剤の安全性を検討し、次相試験の至適投与量を決定するための試験で、第1段階から第4段階までの用量漸増試験である。本治験において、これまでのところ、大きな問題となる様な重篤な副作用は認められていない。今後、用量が高くなるため、安全を最優先に治験を継続していく。

膠芽腫(こうがしゅ)は、国内では年間2000人が発症する最も悪性度が高い脳腫瘍であり、治療法が限られており、新たな治療薬が強く求められている。

TUG1 ASOは、同社特許技術YBCポリマーを利用した新規DDS(Drug Delivery System:薬物送達システム)を応用した静脈投与製剤である。名古屋大学の近藤豊教授、斎藤竜太教授らとともに複数のAMED資金を獲得しており、日本発の膠芽腫治療薬候補として期待されている。

《ST》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.