エヌビディア、アナリストがトップピックに指定 ただ、株価は下落=米国株個別

材料
2024年11月12日 0時01分

(NY時間10:00)(日本時間00:00)

エヌビディア<NVDA> 144.05(-3.58 -2.42%)

アナリストがエヌビディア<NVDA>をトップピックに指定した。今年は大躍進の1年だったが、株価はさらに約20%上昇余地があるという。同社の次世代チップである「ブラックウェル」の発売とAIコンピューティングにおける業界での地位を理由に挙げていう。投資判断は「買い」を維持し、目標株価は従来の140ドルから175ドルに引き上げた。同社株は年初来から198%急騰している。

「今回のわれわれの視点は、AIアクセラレータの総アドレス可能市場が2025年に700億ドル増加するという確信に基づいている」と述べている。AIアクセラレータは、AIや機械学習アプリをより効率的にするコンポーネント。

「マイクロソフト<<MSFT>やメタ<META>、アマゾン<AMZN>の最新の決算報告に見られるように、大手ITの設備投資の動向は引き続き同社にとって良好で、こうした支出の水準は2025年も維持される可能性がある」という。

「このことは、近い将来から中期にかけて明らかに同社に有利に働くと考えられ、11-1月期(25年度第4四半期)および、それ以降の26年度の数字を若干上方修正している」とも付け加えた。さらに、「ブラックウェルは来年の1-3月に利用可能になるはずで、50億から80億ドルの売上高をもたらす可能性があるとも」述べた。

サプライチェーンが改善されるにつれて、次の2-4月期(26年度第1四半期)には、ハイパースケーラの初期導入に留まらず、ブラックウェルを採用する顧客がさらに増えると見ているという。

ただ、本日の同社株は売り先行で始まっている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.