米大手銀のストラテジスト、米株は年末にかけて8年前よりも強く上昇する可能性
NY株式11日(NY時間12:54)(日本時間02:54)
S&P500 6000.83(+5.29 +0.09%)
米大手銀のストラテジストは、トランプ氏が大統領選に勝利した後、米株式市場は年末にかけて8年前にトランプ氏が勝利した時よりも強く上昇する可能性があると指摘している。今年のリターンは2016年よりも大きくなると予想しているという
中国、英国、EU、カナダ、メキシコは当時よりも成長が鈍化している。いわゆるマグニフィセント7と呼ばれる大手IT・ハイテク企業は引き続き株式市場を牽引するだろうし、金融株は年末までにS&P500の中で最もパフォーマンスの良いセクターとなるだろうと述べた。
S&P500が過去12カ月で最高の1週間を記録した後、トランプ大統領の誕生は米企業にとってプラスに働くという投資家の見方が、この呼びかけを後押ししているという。
同ストラテジストは戦術的に強気な見方を繰り返し、2024年末までのラリーを演じるバーベル・アプローチを推奨。一方、不本意な業績となったエネルギー部門には慎重な見方をしている。
しかし、2025年に何が起こるかについては言及していない。FRBが利下げに慎重なのは、不法就労者の強制送還から保護主義的関税による貿易阻害まで、トランプ氏の政策の多くがインフレを引き起こすと考えられているためだ。
S&P500は過去2年間で50%上昇し、史上初めて6000を超える水準で取引されており、予想ベースの1株利益の23倍と2000年以降の平均を約40%上回る水準で評価されている。
アップル<AAPL> 221.75(-5.21 -2.30%)
マイクロソフト<MSFT> 417.00(-5.55 -1.31%)
アマゾン<AMZN> 205.93(-2.26 -1.08%)
アルファベットC<GOOG> 181.25(+1.39 +0.77%)
テスラ<TSLA> 341.24(+20.02 +6.23%)
メタ<META> 581.43(-7.91 -1.34%)
AMD<AMD> 145.85(-2.10 -1.42%)
エヌビディア<NVDA> 145.06(-2.57 -1.74%)
イーライリリー<LLY> 836.15(+4.61 +0.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース