NY為替:トランプ米次期政権の政策が成長押し上げるとの期待でドル反発
11日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円95銭まで上昇後、153円65銭まで反落し、153円65銭で引けた。ベテランズデーで債券市場は休場で主要経済指標の発表もなく、トランプ米次期政権による成長支援策が経済を押し上げるとの楽観的な見解を受けたドル買いが続いた。
ユーロ・ドルは1.0657ドルから、1.0629ドルまで下落し、1.0655ドルで引けた。トランプ米次期政権による関税策が欧州経済の成長を抑制し、欧州中央銀行(ECB)の積極的な利下げにつながるとの見方にユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、163円58銭へ弱含んだのち、163円95銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2885ドルから1.2856ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8791フランから0.8810フランまで上昇した。
《MK》