ピクスタがカイ気配で水準切り上げる、7~9月期営業益4.6倍化で今期初配当実施へ
ピクスタ<3416>は大口の買い注文に寄り付き値が付かず、気配値のまま株価水準を切り上げる展開となっている。ネット上でクリエーターから画像や動画、音楽といったデジタルコンテンツ素材を収集し、企業や個人向けに販売する「PIXTA」を展開する。足もとの業績は絶好調で大型受注の獲得などが収益を押し上げている。そうしたなか、11日取引終了後、24年12月期第3四半期(24年1~9月)決算を発表、営業利益は前年同期比2.2倍となる4億6200万円と大幅な伸びを達成した。また、7~9月期でみると営業利益は同4.6倍という変貌を示しており、これがポジティブサプライズを誘った。更に今期は初配当を実施することも併せて発表、45円配当で配当利回りに換算して3.9%台(前日終値換算)と高水準であり、これも物色人気を助長している。